パクチーの宝塚日記

宝塚ファンのパクチーによる観劇記録
大劇場公演は全組見る派(注意:たまに辛口)

スカピン感想② 紅さん編1

では一人一人の感想を書いていきます。
あくまで個人の感想であり、ひいきにしているジェンヌさんをけなすこともあるかもしれませんので、贔屓を悪く言われるのが許せない方は閲覧禁止!



パーシー役
紅ゆずるさん


紅さんのお披露目は絶対スカピンがいい!と思っていたのでとても楽しみでした!
なんとなく自分の印象では紅さんはスカピンの新人公演で急に火がつきブレイクした人という印象です。
新人公演のあの伝説のあいさつだけで人気が出たイメージだったのですが、
新人公演の映像を見ると、初主演とは思えないほど伸び伸びと楽しそうに
演じていて「挨拶だけじゃなかったんだ(失礼)」「新人公演でここまで楽しんでいるのはすごい・・大物だ」と思ったのを覚えています。


2010年の月組新人公演でのたまきちの固い演技と比べるとその差は明らかでした。
(まあたまきちはまだまだ下級生で演じていたのでしかたないけれど)


ちなみに紅さん、大劇場での初台詞はスカピンの一つ前の作品だそうです。
初台詞の次が進行初主演なんて!すごいですね。
組のプロデューサーも「べにはこべだから紅にやらせてみようw」みたいな軽いつもりで役を振ったら、大当たりしたっていう感じなんでしょうか?


とにかくパーシーは紅さんの当たり役!
アドリブも毎回違うみたいで、バリエーションもかなりあるみたいです。
歌はうまい方ではないと思うので心配していたのですが、頑張っていたと思います。
(先代、先々代のパーシーがうますぎるから比べてはいけない)
とうこさんときりやんさんのパーシーは年齢感も上の方で落ち着いた印象でしたが、
紅パーシーは若さあふれる感じでまた違った印象を受けました。


今までのパーシーはマルグリットに嘘をついているシーンでは
「なんか冷たすぎる!!」「ひどい!!」
という印象を持っていましたが、
紅さんのパーシーはいい意味で軽さがあったのでマルグリットに冷たくするシーンも
そこまで冷酷な印象を受けずとてもよかったと思います。
軽さは紅さんのいい持ち味ですね。


紅さんの気になった点は滑舌です。
たぶん彼女はラ行は苦手なんだと思うのですが
よく出てくる「パリ」「われわれ」などの単語がたまに聞こえづらかったです。
口内炎ができた人みたいな滑舌になっている所がありました。


紅さんの魅力の一つ「面白さ☆」
アドリブは毎回長いし、今までのスカピンにはなかったところにもアドリブが増えていて
(マリーに絵をかいてもらう所など)
面白いです!さすが紅さん!と個人的には大好きですが・・・


やりすぎ


という意見もちらほら見ますね。
まあそうでしょう。紅さんは正統派ジェンヌというよりは人柄含めてファンになってしまうタイプのジェンヌさんだと思うので、
実力派ジェンヌ・正統派ジェンヌが好きなタイプの方には苦手と思われるタイプかと思います;;


ショーブランのまじめなシーンでもグラパンがふざけていたりして、自分でもやりすぎでは?と思う所はありました。(笑ってましたけどね。)
そんなシーンでも笑わずに芝居の芯をもって演じていた礼真琴さんはすごい!
紅さんがやりすぎ!と感じた派の方はみんな礼さんのファンになったんじゃないかと思いますね。


そういえば紅さんが新人公演の時のインタビューで
とうこさんに「グラパンのシーンでふざけすぎ」と注意された話をしていた気がします。
紅さんは、あくまでお芝居の中のシーンだということを忘れ
いかに笑いを取るかしか考えていなかった・・・と反省したとおっしゃっていました。


反省してない(;;)


とうこさんの言った事わすれてる~~


でも私は暴走グラパン好きですけどね。